金のインゴットのサイズとそれぞれの今の価格は? | 【公式】日産証券の金投資コラム

金のインゴットのサイズとそれぞれの今の価格は?

金のインゴットのサイズと、購入の際の注意点について紹介します。投資用のインゴットのサイズは、1kgまたは500gのものが一般的です。現在の価格は、インターネットで簡単に確認できます。2023年1月半ばの参考購入価格は1kgのインゴットの場合、880万~900万円程度となっています。

金のインゴットとは

インゴットとは、金を型に流し込んで鋳造した長方形の塊、いわゆる「金の延べ棒」のことで、「バー」あるいは「金地金」とも呼ばれています。日本で流通するほとんどのインゴットは品位99.99 %以上の純金です。いつの時代、どの地域においても高い価値を有し、時間によって劣化することがないため、「安全資産」として購入する人が多いという特徴があります。

インゴットのサイズと注意点

インゴットには様々な大きさがあり、投資用として最も一般的なインゴットのサイズは、1kgまたは500gとなっています。

世界の金取引の中心地であるロンドン金市場では、「ラージバー」と呼ばれ、約12.5kgの重量のインゴットが取引されています。一度は目にしてみたいものですが、一般の投資家には敷居が高い金額になっています。

手に取りやすいインゴットとしては、100g、50gと言った小さいサイズの金塊もあり、また、20g、10g、5g、2g、1gと言った、主にペンダントヘッド用やカード用のミニサイズの金地金もあります。

これら小さいサイズのインゴットは、手ごろな価格で買えますが、注意点があります。500g未満のインゴットは、一度溶解して検査を行い、信頼性のあるインゴットに鋳造しなおすために、高額な手数料がかかるケースがあるのです。結果として、金の重量の割に購入金額が割高になってしまいます。

そのため、投資目的のインゴットであれば、余計な手数料がかからない1kgまたは500gのインゴットを購入されることをお勧めします。

インゴットの今の販売価格は?

インゴットの今の販売価格は?

インゴットの現在の価格は、証券会社や貴金属の製錬業者、地金商などのホームページで確認することができます。金の価格は新聞にも掲載されますが、刻一刻と変化していきますので、インターネットで最新の情報を確認されることをお勧めします。

日産証券 本日の金地金価格(参考)

金地金の現物購入をお考えの際は、「本日の金地金価格(参考)」をご覧ください。ちなみに、2022年1月17日の週の時点では、インゴットは1kgバーで1gあたり税込7,300円~7,500円ほどの参考販売価格が提示されています。つまり、1kgのバーであれば、1,000gですから、730万~750万円程度となり、500gのバーであれば、365万~375万円程度、という価格となります。

相場の流れを把握し、タイミングを計って購入したい場合は、以下のページも役に立ちます。

日産証券 相場表・チャート(貴金属)

金のチャートのほか、ページ左に埋め込まれているツイッターには、毎日の金地金参考価格が掲載されており、直近の参考価格の値動きを見るのに役立ちます。

実際にインゴットのサイズを確認したいときは

実際にインゴットのサイズを確認したいときは

インゴットの実際の大きさは、店舗で直接確認することができます。インゴットは、証券会社、地金商、宝石商、百貨店などで取り扱っています。店舗購入であっても、事前に電話連絡を必要とするケースがありますので、あらかじめ公式サイトをご確認ください。日産証券の場合は、事前の電話連絡が必要となっています。「大きな買い物なので、実物を目で見てから買いたい」という場合は、店舗購入をお勧めします。

新型コロナ感染拡大防止の観点や、お住まいが遠方で直接店舗には出向けない方の場合は、電話で購入することも可能です。電話購入の場合は、日産証券の場合、配送または担当の社員が直接自宅に持参します。

店舗購入・電話購入を問わず、金の購入に関し、疑問や不明点がある場合は、日産証券の各店舗で相談に応じています。お気軽にお問い合わせください。

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