「原油相場、底堅い」 | 【公式】日産証券の金投資コラム

「原油相場、底堅い」

調査課 菊川弘之
2022年8月23日

~200日移動平均線が下値支持~

このページで知れること(目次)

【OPEC減産示唆】

【OPEC減産示唆】

NY原油(9月限)

ジャクソンホール会議でのパウエル議長講演でタカ派寄りの発言が出るとの見方や、一部の連銀総裁から来月のFOMCでも0.75%の積極的な利上げが続く可能性が指摘され、金利上昇によるドル高や、景気悪化による需要下振れ懸念が商品市場で材料視されている中、相対的に原油市場は小じっかりしている。NY原油(9月限)は、200日移動平均線が下値支持として機能している状況だ。

この記事を見るにはパスワードが必要です。

 

パスワードはこちらからお申込みください。

申し込み

この記事の監修者

菊川弘之

東証スタンダード市場上場 日産証券グループ株式会社グループ会社

日産証券インベストメント株式会社

取締役 菊川 弘之

NY大学留学。その間GelberGroup社、FutureTruth社などでトレーニーを経験。
帰国後、商品投資顧問会社でのディーリング部長を経て日産証券主席アナリストに。
2023年4月NSトレーディング代表取締社長に就任。日経CNBC、ストックボイスTV、ラジオ日経はじめ多数のメディアに出演の他、日経新聞にマーケットコメント、時事通信、Yahooファイナンスなどに連載、寄稿中。近年では、中国、台湾、シンガポールなど現地取引所主催・共催セミナーの招待講師も務める。また、自身のブログ『菊川弘之の月月火水木金金』でも日々のマーケット情報を配合中。

この記事を読んだ方にお勧めの記事

  • 重要イベントを経て、NY金上放れ

    ジャクソンホールでのFRB議長講演を受けて、NY金(12月限)は、4月以降のレンジ上限の2500ドルを上抜けて上げ加速後、雇用統計やエヌビデア・ショック(米国上場銘柄の1日における時価総額減少額で史上最大を記録)などからリターンムーブの動きとなったが、…

  • トランプ大統領の目指すもの

    トランプ大統領の関税政策については2つの要因がある。第1は、諸外国との貿易収支を改善し、アメリカの貿易赤字を解消するというもの。トランプ減税の財源に関税を当てようとするのも、このカテゴリーに入る。ディール動向を含めてこれらに関しては、既に多…

  • JPX金、三角保合い上放れ

    8月のジャクソンホール会合でのFRB議長講演で、「政策を調整する時が来た。」発言を受けて、NY金(12月限)がレンジをブレイクしたことに続き、JPX金は、本日、三角保合いを上放れた。

他ジャンルの最新はこちら

  • 金投資の基礎知識

    金の地上在庫について

  • 定期レポート

    4月のドル円は、トランプ米大統領によるパウエルFRB議長の解任発言騒動で、中央銀行への独立性を巡る懸念からドル安となった。

  • 動画

    GW中の世界情勢からみる金価格の動向について


当サイトのコンテンツは情報提供を目的としており、当社取り扱い商品に関わる売買を勧誘するものではありません。内容は正確性、 完全性に万全を期してはおりますが、これを保証するものではありません。また、当資料により生じた、いかなる損失・ 損害についても当社は責任を負いません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。 当資料の一切の権利は日産証券株式会社に帰属しており、無断での複製、転送、転載を禁じます。

取引にあたっては、必ず日産証券ホームページに記載の重要事項リスク説明等をよくご確認ください。
重要な注意事項についてはこちら