2007年以来の高水準(米10年債) | 【公式】日産証券の金投資コラム

2007年以来の高水準(米10年債)

NSトレーディング 菊川弘之
2023年8月22日

~長期強気要因VS短期弱気要因~

【BRICS会議VSジャクソンホール会合】

NY金(月足)と米10年債利回り

米国債の格下げや、国債発行増による需給悪化を嫌気した債券売り(金利上昇)の流れから、米10年債は、2007年以来の水準まで上昇している。当時の金価格は800ドル台、現在が1900ドル水準と大きな違いがあるのは、基軸通貨ドルの揺らぎという大きなテーマでの強気要因があるからだ。

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この記事の監修者

菊川弘之

東証スタンダード市場上場 日産証券グループ株式会社グループ会社

日産証券インベストメント株式会社

取締役 菊川 弘之

NY大学留学。その間GelberGroup社、FutureTruth社などでトレーニーを経験。
帰国後、商品投資顧問会社でのディーリング部長を経て日産証券主席アナリストに。
2023年4月NSトレーディング代表取締社長に就任。日経CNBC、ストックボイスTV、ラジオ日経はじめ多数のメディアに出演の他、日経新聞にマーケットコメント、時事通信、Yahooファイナンスなどに連載、寄稿中。近年では、中国、台湾、シンガポールなど現地取引所主催・共催セミナーの招待講師も務める。また、自身のブログ『菊川弘之の月月火水木金金』でも日々のマーケット情報を配合中。

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