三角保合い上放れ、ドル円上値試す流れへ | 【公式】日産証券の金投資コラム

三角保合い上放れ、ドル円上値試す流れへ

NSトレーディング 菊川弘之
2023年6月19日

~対主要通貨での円売りが加速~

このページで知れること(目次)

【各国の金融政策の差が材料視されてくる】

【各国の金融政策の差が材料視されてくる】

GTUSJY(米ドル/円GTIS)-日足-ローソク足(始、高、安、終値)2023/06/16

先週は、日銀の植田和男総裁が会合後の記者会見で、年度半ばにかけてインフレ率が下がるとの認識を示しつつも、政策修正に慎重な姿勢を改めてみせた一方、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は16日の講演で「一部の銀行の経営不振を懸念して、金融政策のスタンスを変えることを支持しない」と述べた。リッチモンド連銀のバーキン総裁も同日、インフレが物価目標の2%に戻る裏付けとなるデータがみられなければ「一段の金融引き締めに賛同する」との考えを示した。

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この記事の監修者

菊川弘之

東証スタンダード市場上場 日産証券グループ株式会社グループ会社

日産証券インベストメント株式会社

取締役 菊川 弘之

NY大学留学。その間GelberGroup社、FutureTruth社などでトレーニーを経験。
帰国後、商品投資顧問会社でのディーリング部長を経て日産証券主席アナリストに。
2023年4月NSトレーディング代表取締社長に就任。日経CNBC、ストックボイスTV、ラジオ日経はじめ多数のメディアに出演の他、日経新聞にマーケットコメント、時事通信、Yahooファイナンスなどに連載、寄稿中。近年では、中国、台湾、シンガポールなど現地取引所主催・共催セミナーの招待講師も務める。また、自身のブログ『菊川弘之の月月火水木金金』でも日々のマーケット情報を配合中。

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