米覇権・基軸通貨の揺らぎ
2023年3月23日
~歴史的な転換点~
【サウジ・イラン外交復活】
3月に入り、金価格が急伸。ドル建て金は2000ドル突破、円建て金(小売価格)は史上最高値を更新した。一般メディアでは、「シリコンバレーバンク(SVB)の経営破綻」や「クレディ・スイス経営不安」などに伴う信用リスク・金融システム不安が金上昇の主因として報じているが、3月13日(月)当レポートや、テレビ(日経CNBC・ストックボイス)などでお話ししたように、金大幅上昇の主因は、中国が仲介したサウジとイランの外交復活が、覇権国家・基軸通貨を巡る歴史の中で、大きなターニングポイントとなる可能性を金が織り込み始めたからだ。
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