「OPECプラス」小幅増産決定 | 【公式】日産証券の金投資コラム

「OPECプラス」小幅増産決定

調査課 菊川弘之
2022年8月4日

~9月に日量10万バレルの追加増産~

「OPECプラス」減産縮小推移

【「OPECプラス」閣僚級会合】

「OPECプラス」閣僚級会合で、9月に日量10万バレルの追加増産を行うことで合意した。

ただし、バイデン大統領が7月の中東歴訪で、サウジアラビアに対し増産を要請しことに対する外交辞令的な言い訳程度の増産幅だ。OPECデータによると、日量10万バレルの増産は、1982年の生産割り当て開始以来、最小の増産幅。

この記事を見るにはパスワードが必要です。

 

パスワードはこちらからお申込みください。

申し込み

この記事の監修者

菊川弘之

東証スタンダード市場上場 日産証券グループ株式会社グループ会社

日産証券インベストメント株式会社

取締役 菊川 弘之

NY大学留学。その間GelberGroup社、FutureTruth社などでトレーニーを経験。
帰国後、商品投資顧問会社でのディーリング部長を経て日産証券主席アナリストに。
2023年4月NSトレーディング代表取締社長に就任。日経CNBC、ストックボイスTV、ラジオ日経はじめ多数のメディアに出演の他、日経新聞にマーケットコメント、時事通信、Yahooファイナンスなどに連載、寄稿中。近年では、中国、台湾、シンガポールなど現地取引所主催・共催セミナーの招待講師も務める。また、自身のブログ『菊川弘之の月月火水木金金』でも日々のマーケット情報を配合中。

この記事を読んだ方にお勧めの記事

  • 石破首相退陣後のマーケット展望

    9月7日(日)に、石破首相は米関税措置を巡る対応に区切りがついたとし、「臨時総裁選挙を実施すれば、党内に決定的な分断を生みかねず後進に道を譲りたい」と、総理大臣を辞任する意向を表明した。

  • オクトーバー・サプライズ

    11月5日の米大統領選まで1ヶ月を切り、「トランプVSカマラ・ハリス」の拮抗状態が続いている。過去の大統領選では、選挙直前の10月に「オクトーバー・サプライズ」と呼ばれる選挙戦の流れを左右しかねない出来事が幾度となく起きてきた。

  • 悪い円安進行スタートか?

    米連邦公開市場委員会(FOMC)では、事前予想通り、政策金利を0.25%引き下げたものの、同時に公表した経済見通しで、2025年の利下げ回数が2回となり、9月の前回見通しの半分になった。

他ジャンルの最新はこちら

  • 金投資の基礎知識

    資本主義の体温計「信用乗数」が語る未来

  • 定期レポート

    FOMC 0.25%利下げ織り込み済み、パウエル議長がさらなる利下げに前向きな姿勢示すか否か。 ドットチャートでの年内利下げ回数にも注目。・日銀金融政策決定会合 据え置きが事前予想。 10月利上げ検討示唆するか注目。高市氏は昨年「今利上げはアホ」発言

  • 動画

    皆既月食の発生から見る各市場の動向について



当サイトのコンテンツは情報提供を目的としており、当社取り扱い商品に関わる売買を勧誘するものではありません。内容は正確性、 完全性に万全を期してはおりますが、これを保証するものではありません。また、当資料により生じた、いかなる損失・ 損害についても当社は責任を負いません。投資に関する最終決定は、お客様ご自身の判断でなさるようお願いいたします。 当資料の一切の権利は日産証券株式会社に帰属しており、無断での複製、転送、転載を禁じます。

取引にあたっては、必ず日産証券ホームページに記載の重要事項リスク説明等をよくご確認ください。
重要な注意事項についてはこちら