戦況有利なロシア、報復制裁に動く | 【公式】日産証券の金投資コラム

戦況有利なロシア、報復制裁に動く

調査課 菊川弘之
2022年7月5日

~ルハンスク州制圧~

サハリン2プロジェクト

【ロシアによる報復制裁】

ロシアはウクライナ東部ルハンスク州全域を制圧した。次の攻防はルハンスク州と隣接する東部ドネツク州に移行する。
ドンバス地方と呼ばれるルハンスク、ドネツク2州では、2014年から親ロ派が 一部地域を実効支配し、ロシアは今年2月の全面侵攻の直前に親ロ派地域の 「独立」を承認。西側報道に反して、ロシア系住民の保護に加えて、ウクライナの非ナチ化と言う特別軍事作戦の目的を着実に推し進めている状況だ。

こういった中、プーチン大統領は6月30日、「サハリン2」を完全国有化して日欧 を締め出す方向の大統領令を出した。日欧は、1ヶ月以内にロシア政府に申請し て許可を得ないとガスの利権を失うことになる。

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