FOMCを受けた金相場見通し

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  FOMCショック

  米連邦公開市場委員会（FOMC）では、政策金利を0.25％引き下げた。利下げは３会合連続。政策金利の指標であるフェデラルファンド（FF）金利の誘導目標は4.25～4.5％となった。FRBは9月から利下げを始め、下げ幅は初回の0.5％を含めて計1％になった。

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  ネックライン140円の攻防戦

  ドル円は、米英の貿易協定の合意に続き、米国と中国が5月12日、相互に発動した関税を引き下げることで合意したことから148円台まで続伸したが、ムーディーズ・レーティングスが16日、米国債の長期信用格付けを引き下げたことで、戻りを売られた。

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  悪い円安進行に注意

  12月FOMCでは、市場予想通り0.25％の利下げを決定した。来年の政策金利見通しで、2025年の利下げ回数見通しが前回（9月）の4回から2回に引き下げられ、利下げペースの鈍化見通しを背景に、米長期金利が上昇。ドル買いの動きが加速した。