34年ぶりの円安ドル高水準から急落
2024年4月30日
~覆面介入実施か?~
【5円超の乱高下】
日本がGW休場中の29日の外国為替市場でドル円は、一時1ドル=160円台と、1990年4月以来約34年ぶりの高値を付けた。日銀金融政策決定会合で、金融政策の現状維持が決まり、その後の日銀総裁会見で、円安について「基調的な物価上昇率に大きな影響は与えていない」と述べ、現時点で無視できる範囲かと問われると「はい」と言及したことで、円安を理由にした追加的な利上げの時期は遠いとの見方が拡大。
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この記事の監修者
東証スタンダード市場上場 日産証券グループ株式会社グループ会社
取締役 菊川 弘之
帰国後、商品投資顧問会社でのディーリング部長を経て日産証券主席アナリストに。
2023年4月NSトレーディング代表取締社長に就任。日経CNBC、ストックボイスTV、ラジオ日経はじめ多数のメディアに出演の他、日経新聞にマーケットコメント、時事通信、Yahooファイナンスなどに連載、寄稿中。近年では、中国、台湾、シンガポールなど現地取引所主催・共催セミナーの招待講師も務める。また、自身のブログ『菊川弘之の月月火水木金金』でも日々のマーケット情報を配合中。