「OPECプラス」減産維持 | 【公式】日産証券の金投資コラム

「OPECプラス」減産維持

調査課 菊川弘之
2022年12月5日

~欧州連合(EU)は、価格上限設定~

【OPECプラス会合】

「OPECプラス」協調減産推移(2020年5月~)


「OPECプラス」は4日、現行の協調減産を維持すると再確認した。一時、サウジ皇太子の免責と交換条件に増産するのではないかとの報道があったものの、世界景気減速による原油需要の鈍化を警戒し、11月に始めた日量200万バレルの減産を今後も継続する。閣僚協議後の声明で「必要があれば市場安定のため直ちに追加措置をとる」とした。次回の閣僚級会合を来年6月4日に開く。

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この記事の監修者

菊川弘之

東証スタンダード市場上場 日産証券グループ株式会社グループ会社

日産証券インベストメント株式会社

取締役 菊川 弘之

NY大学留学。その間GelberGroup社、FutureTruth社などでトレーニーを経験。
帰国後、商品投資顧問会社でのディーリング部長を経て日産証券主席アナリストに。
2023年4月NSトレーディング代表取締社長に就任。日経CNBC、ストックボイスTV、ラジオ日経はじめ多数のメディアに出演の他、日経新聞にマーケットコメント、時事通信、Yahooファイナンスなどに連載、寄稿中。近年では、中国、台湾、シンガポールなど現地取引所主催・共催セミナーの招待講師も務める。また、自身のブログ『菊川弘之の月月火水木金金』でも日々のマーケット情報を配合中。

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