ドル円、150円の攻防戦
2022年10月24日
~下値は限定的か?~
このページで知れること(目次)
【大規模介入か?】
前週末には、151.95円(1990年7月以来、約32年ぶり高値圏)へ急伸したが、米WSJ紙が「次回11月FOMCで75bpの利上げを決定し、その次の12月FOMCで50bpに利上げペースを鈍化させるか否かの議論を行う公算が大きい」「一部のFRBメンバは過度な景気悪化を警戒し利上げペースの減速や来年早々の利上げ停止を求めている」との報道や、サンフランシスコ連銀デイリー総裁による「利上げペースを落とす時期が近づいている可能性がある」とのハト派発言を受け、米長期金利が急低下し、これに合わせるかのように、政府・日銀による覆面介入実施の思惑から146.23円まで急落。9月22日の大規模介入時と同じく、上下に長いヒゲを形成する長大陰線引けとなった。
パスワードはこちらからお申込みください。