2021年はゴールドの年?金投資のメリットとデメリットをまとめてみた

2021年はゴールドの年?金投資のメリットとデメリットをまとめてみた

2021年8月30日

デメリットをまとめてみた

金投資の代表的な種類と、特徴、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすく解説します。株や暗号資産と違って物自体に価値がある金は、将来的に無価値にならないことが最大の長所です。コロナ禍で金投資が注目されていますが、失敗しない金取引のためには、ご自身にあった投資方法を選ぶことが大切です。

コロナ禍により注目される金投資

投資対象としての金は、社会不安の際に人気を集める特徴をもち、「安定資産」とも呼ばれています。2021年、コロナ禍で世界が混乱する中、金の価格は高騰しています。しかし、今から金投資をして、本当に儲かるのでしょうか?金投資に落とし穴やデメリットは無いのか、不安になる方も多いことでしょう。

金投資は慎重な人にこそ向いた投資方法とも言えます。あらかじめ、金投資の特徴や、投資方法、メリット・デメリットを踏まえ、ご自身に最適な方法を検討されることをお勧めします。

金投資の特徴・3つのメリットとデメリット

金投資の特徴・3つのメリットとデメリット

金は、短期間では価格の上下変動がありますが、長期的には価格が上昇しています。そのため、基本的には、短期的な利益より、今ある資産を守りつつ長期的な目線で投資をしたい人に向いています。

【メリット1】金は世界的に価値が変わらない
金は古代から、世界中で、その美しさや安定性で高い価値を認められてきました。最近では家電や携帯電話にも用いられ、実用的な鉱物として、その価値はますます高まっています。

【メリット2】希少性が高く無価値にならない
人間が発掘して精製した金の総量は約19万トンとも言われ、今後の採掘可能な量も限られています。将来的にも、金が極端に値を落とすことは考えにくいでしょう。他方、株や暗号資産は、それ自体には価値はなく、最悪、無価値になるおそれがあります。

【メリット3】現物を保有できる
投資方法にもよりますが、現物を手元に保管する方法もあります。万一の事態に備え、いつでも換金できる財産が手元にあるのは心強いでしょう。

【デメリット1】利息や配当がない
株や預貯金といった他の投資方法のように、配当や利息が付くことはありません。

【デメリット2】盗難や紛失のリスクがある
現物を手元に置く場合は特に注意が必要です。災害などで流されてしまう恐れもあります。

金投資の種類とメリット・デメリットまとめ

金相場チャートの見方

金投資の種類には、大きく分けて (1)金貨・金地金、(2)純金積立、(3)金投資信託、(4)金ETF、(5)金先物、の5種類があります。金の現物を手元に置きたいのであれば(1)か(2)、逆に、現物を手元に置くことが心配ならば(3)(4)、金取引の中でもハイリターンを狙いたいなら(5)と、希望によって投資の種類を選ぶことができます。

(1)金貨・金地金
シンプルに金貨や金地金など、金の現物を購入する方法です。金地金は「インゴット」や「ゴールドバー」とも言われます。金貨は数万円から購入でき、デザイン性が高いものも多く、手に取って楽しむことができます。

【メリット】
即座に現金化できる、しまいっぱなしでも価値が落ちない、子や孫にプレゼント可能
【デメリット】
盗難・紛失のリスク、保管費用がかかる、手数料が比較的高い

(2)純金積立
積み立て形式により毎月1,000~3,000円程度を支払い、金を購入する方法です。積み立てた金は金貨やジュエリーなどの現物に交換できます(交換できないところもあります)。ただし、「消費寄託」形式で、預けている金の所有権が保管会社にある場合は、保管会社の破綻により資産の目減りや返却されないリスクがあります。

【メリット】
まとまった資金がなくとも始められる、価格変動リスクを抑えられる、自動積立が可能、現物に交換可能
【デメリット】
手数料が高い、保管会社が破綻した場合のリスクがある

(3)金投資信託
金投資信託は、資産運用の専門家にお金を預け、自分の代わりに金現物や金に連動する金融商品に投資してもらう方法です。また、法律により、金融機関が破綻しても資産は守られます。
【メリット】
少額からの投資が可能(最低購入金額100円~)、自動積立が可能、盗難・紛失リスクがない、破綻リスクがない
【デメリット】
現物に交換できない、株の投資信託等と比べると手数料が高い

(4) 金ETF
ETFは「上場投資信託」のことで、証券取引所に上場している投資信託のことを言います。株式と同じように自分の判断で売買したい人にお勧めです。また、一定量を購入することで金の現物と交換できるETFもあります。

【メリット】
少額からの投資が可能、手数料が安い、盗難・紛失リスクがない、破綻リスクがない
【デメリット】
自動積立はできない、価格変動リスクがある

(5)金先物
先物取引は、将来の決められた日に、金の売買をすることを約束し、現時点で価格を決定しておく取引です。現物投資などよりかかる手数料などが安く、売りからでも買いからでも始められます。金取引の中でも、一定のリスクを覚悟で、高いリターンを得たい人にお勧めです。

【メリット】
手数料が安い、ハイリターンが狙える、盗難・紛失リスクがない
【デメリット】
現物を交換できない、自動積立はできない、損失リスクが大きい